超簡単!!割れにくい大きいシャボン玉液の作り方

趣味

子どもはシャボン玉を見るだけで、走って追いかけシャボン玉に大はしゃぎしちゃいますよね。
まさにシャボン玉の力、おそるべしです。
でも、よく売られている市販のシャボン玉液や自分で作ったシャボン玉液でシャボン玉遊びをするとすぐに割れてしまいますよね。
もし、すぐに割れてしまうシャボン玉ではなく、割れにくい大きいシャボン玉が出来たら子ども達は大喜びすること間違いなしです。
実際、私の働いているこども園でこのシャボン玉を試しにやってみた結果、子ども達の反応は・・・

「すっげぇぇぇぇ~」「めっちゃ大っきいなぁ~」「僕もやりたい」など

子どもたちの心からの驚きの声と感動の声が色々なところから聞こえてきて、反響がものすごかったです。ぜひ、皆さんも割れにくい大きいシャボン玉の作り方を参考にしてもらい、お子さんの人気者になってもらえると嬉しいです。

シャボン玉が割れる理由

シャボン玉がすぐ割れるのは次の3つの要因があります。

・空気中のホコリやチリに当たって割れる
・シャボン玉自体の水分が蒸発する
・重力によってシャボン玉液がたれて、上部が薄くなって割れる

割れにくいいシャボン玉液の作り方

割れにくいシャボン玉液の作り方ですが、材料はホームセンターや薬局で購入することができます。
また、下記のように簡単にシャボン玉液を作ることができます。

グリセリンを使ったシャボン玉液

【割れにくいシャボン玉液の材料(グリセリンバージョン)】
・グリセリン
・食器用洗剤
・洗濯のり
・純度の高い精製水 or 煮沸処理した水
・ポリタンク(5リットル程度)

グリセリン

薬局やホームセンターで購入できます。
水分蒸発を抑えてシャボン玉液の強度を強めます。

created by Rinker
¥380 (2024/12/22 11:08:15時点 楽天市場調べ-詳細)
食器用洗剤

界面活性剤が35%以上含まれている食器用中性洗剤のものを選ぶとよい。食器用中性洗剤は商品によって界面活性剤の含有量が異なるため、35%以上というものがなければ30%前後でもよい。
キュキュットは界面活性剤が37%なのでシャボン玉液を作るのにちょうどいいと思います。

花王 キュキュット 本体 240ml
洗濯のり

裏の成分表に「PVA」と書かれているものを選びましょう。
「PVA」は「ポリビニルアルコール」の略です。洗濯のりは薬局や100均に行けば購入できますが、PVAが主成分かどうか分からない事があります。分からない場合はネットで購入すると確実です。

created by Rinker
¥172 (2024/12/22 11:08:16時点 楽天市場調べ-詳細)
純度の高い精製水 or 煮沸処理した水

できれば精製水を用意しましょう。
なければ水道水でも構いませんが,一度水道水を沸騰させて,冷ましたものがベストです。

【第3類医薬品】精製水 (500ml) ツルハドラッグ
ポリタンク

シャボン玉液の保管に便利です。ポリタンクに保管しておけば、いつでも遊びたいときにシャボン玉遊びを楽しめます。ポリタンクがない場合はバケツなどを代用してもらったら大丈夫です。

created by Rinker
¥1,280 (2024/12/21 16:39:43時点 楽天市場調べ-詳細)

配合の黄金比率

シャボン玉液の作り方は超簡単。先程紹介したシャボン玉液の材料を混ぜるだけです。
そして、ここが特に大事なのですが割れにくいシャボン玉液を作るのに黄金比があるんです。

【配合の黄金比率】
水:洗濯のり:食器用洗剤:グリセリン16:4:2:1

【水100mlに対しての用量】

  • 水…100ml
  • 洗濯のり…25ml
  • 食器用洗剤…12.5ml
  • グリセリン…6.25ml

この配合さえ間違えなければ、必ず割れにくいシャボン玉液が出来ちゃうのです。

混ぜる順番

上記の材料を混ぜますが、食器用洗剤を入れるのは1番最後です。
それ以外の水、洗濯のり、グリセリンはどの順番で混ぜても構いません。
混ぜるときは泡が立たないように、ゆっくりと静かに混ぜることがポイントです。

ガムシロップを使ったシャボン玉液

グリセリンをわざわざ用意するのが面倒な場合は、砂糖またはガムシロップで代用することも可能です。砂糖を使う場合には、水を温めて砂糖をよく溶かしてからほかの材料を混ぜるようにします。

配合率

【配合率】
水:洗濯のり:食器用洗剤:砂糖(ガムシロップ)10:1:5:0.5

【水100mlに対しての用量】

  • 水…100ml
  • 洗濯のり…10ml
  • 食器用洗剤…50ml
  • 砂糖(ガムシロップ)…5g

混ぜる順番

ガムシロップではなく、砂糖を使う場合は「水→砂糖→洗濯のり→食器用洗剤」の順番で混ぜます。
ガムシロップを使用する場合は、食器用洗剤を最後に入れ、ほかの材料はどの順番でも問題ありません。グリセリンの場合と同じく泡が立たないように、ゆっくりと静かに混ぜます。

シャボン玉液を作るのが面倒な方は、割れにくいシャボン玉液も販売されています。

パワフルシャボン玉液 1000ml

穴があいても割れないシャボン玉液の作り方

砂糖(ガムシロップ)で作ったシャボン玉液は、比率を少し変えるだけで「穴が空いても割れないシャボン玉液」を作ることも可能になるんです。

配合率

【配合率】
水:洗濯のり:食器用洗剤:砂糖(ガムシロップ)10:1:5:8

【水100mlに対しての用量】

  • 水…100ml
  • 洗濯のり…10ml
  • 食器用洗剤…50ml
  • 砂糖(ガムシロップ)…80g

なぜシャボン玉が割れにくくなるのか?

シャボン玉が割れる原理は、上記の3大要素にあるようにシャボン玉上部の膜が時間とともに薄くなっていき、水分も蒸発して形を保てなくなることから、最後には割れてしまうのです。
つまり、シャボン玉が割れないようにするためには、粘り気や保水力などが必要です。この粘り気、保水力などに効果的なのが、割れにくいシャボン玉の材料に挙げた、洗濯のりとグリセリン、または砂糖(ガムシロップ)なのです。

これらの材料を入れることで、シャボン玉に含まれる水分の蒸発を抑えて膜が長持ちし、丈夫なシャボン玉を作れるのです。

最強のシャボン玉液

「チコちゃんに叱られる」で最強のシャボン玉の特集があり、シャボン玉パフォーマーの杉山兄弟が割れにくいシャボン玉液のポイントは「精製水」「炭酸水」のダブル使いが最強なのだそうです。
精製水は余分なものが含まれていないのでシャボン玉の成分が均一の混ざりやすいという利点があり、炭酸水は経験から導きだされたものらしいです。
「チコちゃんに叱られる」で紹介された割れにくい最強シャボン玉液の作り方ですが・・・

最強シャボン玉液の作り方
・精製水
・液体せっけん
・炭酸水
・ラム酒
・でんぷんのリ
・粉末ゼラチン
・ガムシロップ

らしいです。お酒なども入っていて、小さいお子さんは誤飲の危険性があるので、小さいお子さんがいる家庭は避けた方がいいかもしれないですね。💦

誤飲に注意

子どもが小さいうちはシャボン玉液を吹き口から吸ってしまい、「誤飲」するケースも多いです。材料に使う中性洗剤(合成界面活性剤)よりも無添加石けんの方が安全性が高いと言われているので、誤飲が心配な人は無添加石けんを代用するのがおすすめです。

シャボンちゃんのシャボン玉 《シャボン玉石けん》


「シャボンちゃんのシャボン玉」は、無添加石けんを使ったシャボン玉液です。香料や着色料、酸化防止剤も含まれておらず、天然の原料を使っているため、皮膚に触れても刺激が少ないのが特徴。さらに、吹き口は2種類あり、もこもこのシャボン玉も作れます。安全性と楽しさを兼ね揃えたおすすめのシャボン玉セットで、外遊びをめいいっぱい楽しみましょう!

遊び方

シャボン玉あそびには色々な遊び方があります。
シャボン玉遊びをいくつか紹介していきたいと思います。

大きいシャボン玉を作る道具

自分で作る

大きいシャボン玉を作るための道具ですが、ホームセンターにあるものですぐに作ることができるので、お子さんと一緒に作るのも楽しいですよ。

道具の作り方

①ひもを1.5mくらいに切って2本の棒の先端に縛る。

②3mのひもの両端を1.5mのひもに縛りつけます。

③3mくらいに切ったひもの中心に重り(キーホルダー)を縛りつけます。

子どもが遊ぶときは、1mくらいの棒の方が子どもは扱いやすいかもしれないです。

大きいシャボン玉の作り方

①ブルーシートの上にバスタオルを敷いて、その上に洗面器を置き、シャボン玉液を入れる。

②ひも全体をしっかりとシャボン玉液に浸します。

③ひもを持ち上げて、重なりが一番下にあることを確認してから、ゆっくりと広げて三角形を作るようにする。

④後ろに下がりながら、ひもの輪で空気を包みこむように大きいシャボン玉を作ります。

➄適当な大きさになったら、ひもの輪を閉じてシャボン玉を切り離す。

購入する

作るのが面倒な方は、下記のような商品がありますので「ポチッ」と購入してみてもいいかもしれませんね。

シャボン玉 バブルマシーン

軍手やアクリル手袋を使う

割れにくいシャボン玉は、軍手やアクリル手袋を着用すれば触ることができます。
手袋越しならシャボン玉が割れないので、手の上にのせたり弾ませたりと、子供も不思議な感覚を楽しめます。
ただし、軍手やアクリル手袋が湿ってくると、シャボン玉が割れやすくなるので、あらかじめ予備を準備しておきましょう。

うちわ

うちわの紙を思い切って全て取り外し、骨組みをシャボン玉用の吹き口にしてしまいましょう。
作り方はうちわの紙を剥がすだけですが、剥がしにくい場合は水にしばらく浸しておくと簡単に剥がせます。遊ぶ時はうちわが入る大きい容器やお風呂の桶などを用意し、シャボン液を入れてうちわを浸します。
うちわを仰ぐもよし。うちわに息を吹くもよし。いろいろな遊び方でたくさんのシャボン玉を作ってみてください。

シャボン玉用のおもちゃを使う

シャボン玉遊びをさらに楽しむには、大きなシャボン玉が作れるアイテム、電動のバブルマシーンなど、専用のおもちゃを購入するのもおすすめです。
シャボン玉用のおもちゃはトイザらスや西松屋、Amazonや楽天でも手に入るので、ぜひチェックしてみましょう。

オンダ シャボン玉 くるくるバブル 手動式 色指定不可

まとめ

丈夫でなかなか割れないシャボン玉が作れるのは、大人でもワクワクしますよね。
私も初めて割れにくい大きなシャボン玉を見たときは子ども同様
「すげぇぇぇぇ」と感動してました。
実はこども以上に私の方がテンションが上がっていたかもしれないです。笑 ( *´艸`)
上記で紹介した割れにくいシャボン玉を作り方を参考に、天気が良い日はぜひお庭に出て、親子でめいいっぱいシャボン玉遊びを楽しんでみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました