言葉(ことのは)のお話【六満こども園】

お寺の話

昨日は満福寺の本堂で、六満こども園の七五三お祝い会・11月の子どもたちのお誕生感謝会をしました。

満福寺の本堂

なぜ、お誕生感謝会かと言いますと・・・

お誕生日は私を生んでくれて、そして、今まで大切に育ててくれたお母さん・お父さんに『ありがとう』と感謝の言葉を伝える日でもあるからです。

ぜひ、誕生日には『ありがとう』と両親に言ってあげてください。

例え、言える両親がいなくても、お仏壇やお墓に向かって『ありがとう』と言うことはできます。

『ありがとう』にいっぱい溢れた生活ができたら幸せ者になれるのは間違いないです。

子ども達が制作した千歳飴の袋
子ども達が制作した千歳飴の袋

七五三お祝い会・11月お誕生感謝会では子どもたちに『言葉(ことのは)』のお話をしました。

七五三やお誕生日になると、「おめでとう」と言ってもらったり、「おめでとう」と言ってもらうと「ありがとう」と返したりすると思います。

自分の口から発せられる音は、言葉になって相手に伝えることができる。

この言葉のことを昔の人は『言の葉(ことのは)』と言っていた。

『言の葉(ことのは)』とは言葉の葉っぱということ、つまりみんなが口から発する言葉で、みんなの心の中にある木の葉っぱも増えていって大きく成長していく。

この葉っぱは「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」などのいい言葉使えば使うほど大きく立派な木になるが、

逆に、「つらい」「しんどい」「絶対に無理」などのネガティブな言葉を使えば使うほど、心の木は枯れていきネガティブな事を引き寄せてしまう。

だから、みんなは心の木の葉っぱが大きく成長するように、いい言葉をたくさん使おうねとお話をしました。

感謝の「感」は感激したときや嬉しい時に『ありがとう』と言おうね、感謝の「謝」には悪いことをしてしまった時は素直に『ごめんなさい』と謝ろうね。という意味が込められているのだと思います。

『ありがとう』は魔法の言葉です。


明日からではなく、まずは今日から近くの人に一言、ありがとうと感謝の言葉を口に出してみませんか?

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