この格言はシドニー五輪 金メダリストの高橋尚子さんが高校時代の恩師から送られた言葉です。
髙橋さんを高校時代まで遡ると、全国都道府県対抗女子駅伝の岐阜県代表に選ばれるのがやっとの選手で、全国大会の本番では 9人に抜かれ、区間順位は全国で下から3番目の45位でした。そんな高橋さんの原動力になったのが、恩師から送られたこの言葉でした。高橋さんのマラソン人生を振り返ってみてもわかるように、最初から花が咲くことも、花が絶えず咲き続けることも難しいことです。陽の光を浴び、水を吸収し、しっかり根を張り成長してこそ、大きな美しい花を咲かせることができます。結果が出ないと焦ったり、諦めたりしなくなりがちですが、苦しいときに踏ん張るからこそ、根が伸びるのだと思います。
根を伸ばすことを諦めず、やめなければ、やがて大きな花が咲くだろう。
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