この言葉は山本五十六さんの名言であります。
実はこの「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」という言葉には続きがあります。「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねは、人は実らず」という言葉です。つまり、これらの言葉が共通して述べているのは”相手に敬意を払わなければ人は動いてくれない”ということです。
まず相手を受けいれ、褒めてあげることが信頼される人になる第一歩だと思います。
【褒めるときの3つのポイント】
・プロセス中心の褒め方をする。
成果よりも努力や姿勢、やり方を褒める。むやみやたらに自分の意見を言わないようにする
・具体的に褒める。
ただ良かった、すごいだけではなく、具体的にどんなところが良かったのかを伝える
・もっと質問をする。
自分がどう思ったかではなく、相手がどう感じたか、どう思ったのかを自由回答形式の質問をする
【叱る時に気をつける4か条】
・ダメ・違うをできるだけ使わない。
否定から入るのではなく、「そうだね分かるよ」と相手を一旦、受け入れてから自分の意見を言うようにする
・結果ではなく努力やプロセスに目を向ける。
叱るときも人中心の批判ではなく、過程や努力の足りなさなどの手法中心の声掛けをする
・好ましくない行動の理由を説明する。
好ましくない行動や他者への影響などを具体的に説明する
・自分の気持ちを正直に伝える。
あなたメッセージではなく、私メッセージ(私自身がどう感じているか)を相手に伝える
(違)やめなさい。何でそんなことするの → (正)蹴ったりしたらお母さんは悲しい気持ちになるよ
コメント