こんにちは。
京都市中京区にある。満福寺の第28世住職。また、六満こどもの家(夜間保育園)の園長をしいています。しゅうじょうです。
7月1日から9月13日までの期間で「満福寺を日本一幸せになれるお寺にする」を目標に掲げてクラウドファンディングに挑戦中です。
「いつも颯爽としている。いつも颯爽とした晴れやかな気分でいる」
この言葉は、知の巨人と称される上智大学名誉教授・渡部昇一さんが事あるごとに自分に言い聞かせてきた言葉になります。
『溌剌颯爽(はつらつさっそう)』とは、「いつも気持ちをさわやかにしておく。いつも颯爽とした気分でいる。それによって、心の雑草を抜き取り、心に花を咲かせる」ということになります。
ここで重要なのは「いつも」ということです。
たとえ自分の意に沿わないこと、受け入れがたい逆境や試練に直面したときでも、周囲の人に対して素直に明るく温かく接することができるかが颯爽に生きるためには大切になります。
「人生哲学」の第一人者である中村天風氏も
「心が積極的であれば、人生はどんな場合でも明朗、溌剌颯爽、勢いの満ちたものになるが、反対に消極的であれば人生のすべてが勢いをなくし、すべてが哀れ、惨めなものにおわる」と言っています。
「生気がない人の特徴」
・笑わない
・何事にも興味
・関心がない
・感情が表にでない
・声が小さくてボソボソ話す
・何事も消極的で動かない。
特に、溌剌颯爽と生きるためには「積極的に生きること」が必要になると中村天風氏は言っておられます。
積極的に生きるとは、どんなときでも「ありがとう」や「私がやります」などの積極的な言葉を使うこと。逆に、「しんどい」や「私にはできない」などのマイナスの言葉は使わないようにする。
そして、最後によく「笑う」ことが重要になります。
幸せに生きるためヒントは、「いつも気持ちをさわやかにしておく。いつも、颯爽とした気分でいること」にあるのです。溌剌颯爽こそ、心の雑草を取り、心の花を咲かせるために、欠かせない必須の条件なのです。
「この先どうなるか・・・」と思えば、不安になりますが、「この先どうしようか!」と思えばワクワクに変わると思います。
人生はほんのわずかな「あなた」の考え方次第で変化することを、この言葉はあなたに教えてくれているのです。
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