お寺の話

お寺の話

『笑う門には福来る』令和5年12月お寺のお便り

12月8日はお釈迦様がお悟りを開かれた日である、成道会にあたります。 成道会とは、世界中の人間の幸福について悩み続けられたお釈迦様が、菩提樹の下で『お悟り』を開かれ、『仏陀(ぶっだ)』となられた日であります。
お寺の話

令和5年11月お寺のお便り 【加賀山 満福寺】

「ありがとう」という言葉は感謝の言葉の代表ですが、満福寺の宗派である西山浄土宗でも「南無阿弥陀仏」は感謝のお念仏だと言われます。 なぜ、「感謝のお念仏」と言われるのかというと、西山浄土宗では、すでに阿弥陀様に救われていることが約束され、この世での生が終わると、極楽に往生できる権利が私たちにはすでにあるのですが、私たちはそのことに気付かずに色々な煩悩に悩まされながら生活をしてしまっている。
お寺の話

令和5年10月満福寺【お寺のお便り】

『独生  独死  独去  独来』(どくしょう どくし どっこ どくらい) 『仏説無量寿経』 これは、私たち浄土宗寺院の僧侶が大切にしている浄土三部経である。 「仏説阿弥陀経」「仏説観無量寿経」「仏説無量寿経」の3つの経典の中の『仏説無量寿経』の中に出てくる、お経の文であります。 『独生 独死 独去 独来』とは「人間は、生まれてくるのも一人であるし、死んでいくのも一人である。この世に来たのも一人であり、この世を去っていくのも一人なんですよ」という教えであります。
お寺の話

令和5年9月 満福寺【お寺のお便り】~苦しみの多い世界で幸せに生きる方法~

8月は記録的な猛暑日が続き、また、お盆中に台風が日本列島に上陸して新幹線が止まってしまい、予定通りに帰省できずに大変な思いをした方も多かったと思います。 私もお盆のお参り中に台風が直撃しましたが、何とか無事に夏の棚経を終えることがで...
お寺の話

令和5年 満福寺7月お寺のお便り『モノには魂が宿る』とは

梅雨明けの暑さが感じられる時期になりました。京都では四年ぶりに祇園祭山鉾巡行が通常通りに開催される予定で、やっとコロナ前の京都が戻ってくるのかと心待ちにしております。 こんにちは、満福寺の住職・保育園の園長をして15年目のしゅうちゃ...
お寺の話

『頼まれごとは試されごと』(満福寺6月お寺のお便り)

こんにちは 満福寺の住職。そして、こども園で保育教諭として15年目の「しゅうじょう」です。 今年は5月に梅雨入りのニュースが流れ、近畿と東海では平年より8日、去年より16日早い、2013年以来の早い梅雨入りとなりました。 ...
おすすめ本紹介

5月 お寺のお便り《満福寺》

新緑の美しい季節となりました。こんにちはしゅうちゃんです。 「そういうものに 私はなりたい」               5月満福寺門前掲示板 この言葉は皆様もよくご存じの「雨ニモマケズ」という詩の最後の一文にな...
お寺の話

4月 満福寺・お寺の話

こんにちはしゅうちゃんです。 春風のさわやかな季節を迎えました。 音楽ライブ会場やスポーツ観戦では声出しが解禁になり、桜の名所でも四年ぶりに飲食や飲酒を伴うお花見が可能となりました。至るところで人々の楽しげな声が響くようになり...
お寺の話

3月 満福寺のお話

こんにちは、しゅうちゃんです。 だんだんと寒さが和らいでまいりました。満福寺の境内の梅もほころび始め、春の訪れを感じます。皆さんはお変わりなくお過ごしでしょうか。 お彼岸 3月はお彼岸の月でございます。 お彼岸の7...
お寺の話

2月お寺のお便り(涅槃会のお話)

新しい年が始まりました。大寒波の到来で、雪化粧した京都は、より一層の美しさを増しています。暦の上でも寒に入り、冬もいよいよ本番ですが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。 2月15日はお釈迦様が入滅された、涅槃会にあたります。涅槃...
タイトルとURLをコピーしました