『咲いた花見て 喜ぶなら 咲かせた根元の恩を知れ』満福寺令和7年4月お寺のお便り

お寺の話

こんにちは。京都市中京区にある、西山浄土宗寺院・加賀山 満福寺の住職。六満こどもの家(夜間保育園)の園長をしています。内海秀乘(うつみしゅうじょう)です。

春風がさわやかな季節になり、過ごしやすくなってきましたね。

令和大改修工事ですが、西賀茂造園様にお預けしていた祐天桜が、満福寺に戻ってまいりました。お彼岸法要が終わり、現在は庭園の池を整備する作業に入っております。

令和大改修工事ですが、当初は4月にすべて完了する予定でしたが、業者間の調整や工期の遅れにより、完成は10月頃となる見込みです。

もうしばらく時間を要しますが、完成を楽しみにしていただければ幸いです。

祐天桜

山門が完成し、2年ぶりに満福寺へ戻ってきた祐天桜ですが、この桜は、満福寺に伝わる祐天寺第八世・實譽祐應上人が書かれた六字名号(南無阿弥陀仏)の掛け軸とのご縁から、平成29年に寄贈されたものです。

これは、宗祖・法然上人の八百年大遠忌、ならびに祐天上人三百回忌を記念し、東京・目黒の祐天寺様より、祐天桜を後世に受け継ぐことを目的として寄贈された後継稚樹になります。

祐天桜は、江戸時代を代表する浄土宗大本山・増上寺第三十六世の祐天上人が手植えした桜と伝えられており、花がかたまって咲くのが特徴になります。

「咲いた花見て 喜ぶなら 咲かせた根元の恩を知れ」(詠み人知らず)

桜は、日本人にとって特別な存在だと思います。春になると一斉に咲き誇るその姿は、自然の美しさを象徴し、多くの人々の心を揺さぶります。

「桜(さくら)」という名前の由来には諸説ありますが、日本の伝統的な信仰では、山には幸せをもたらす「幸(さち)」の「サ」の仏様・神様がいるとされ、その「サ」の仏様・神様が春になると山から私たちのもとへ「来る」ことから「サクラ」となった、という説があります。

そのため、一年の健康や作物の豊作を前祝いし、桜の下で皆で喜びを分かち合う風習が、お花見へとつながったと言われています。

私たちの心を豊かにしてくれる桜ですが、冬の間に根が大地から栄養を吸い上げたおかげで、時が来ると見事な花を咲かせ、私たちを楽しませてくれるのです。

同じように、私たちが今日、当たり前のように生きていられるのは、生み育ててくださった親やご先祖様、そして多くのご縁をいただいた方々の支えがあってこそです。

自分という存在の「根元」であるご先祖様や阿弥陀様のご恩に感謝して生活しなければ、あなたの人生の花は決して咲くことはありません。

4月19日~25日の期間で、法然上人のご遺徳を偲ぶ御忌会法要が京都府・長岡京市にあります総本山光明寺で厳修されます。

日々、念仏をお唱えできるのは、浄土宗を開かれた法然上人様のおかげです。法然上人のご苦労と遺徳を偲び、報恩感謝の念仏をお唱えすることで、私たちの人生の花も、初めて咲かせることができるのではないでしょうか。

私も22日(火)の中部地区が担当をしている御忌会法要に檀信徒様・六満こども園の園児たちとお参りしてきます。

★満福寺からのお知らせ★
満福寺では3月から御朱印ポイントカードを配布しております。※カードがなくなり次第、配布終了とさせていただきます。

ポイントカードの詳しい詳細は公式インスタグラム【@manpukuji1618.kyoto】をご覧ください。

ちなみに、ポイントをためていただくと限定御朱印かオリジナルマグネット(只今、制作中・・・)をプレゼントさせていただく予定をしております。

御朱印帳も販売しております。詳しくはオンラインショップからお願いします。
https://manpukuji.base.shop/ ☜満福寺公式オンラインショップ

もし、京都に来る機会がございましたら。満福寺にお参りに来ていただけると嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました